頬のたるみに効果的な美顔器の選び方
頬のたるみには、とにかく「リフトアップ効果」が高い美顔器がおすすめ。こちらのページでは、先ず始めに私が使ってリフトアップ効果が最も高かった美顔器BEST3をご紹介いたします。
頬のたるみに効果的なおすすめ美顔器BEST3
たるみの原因って?
年齢を重ねるにつれて、全身の皮膚がたるんできます。重力には逆らえませんのでしかたのないことですが、顔、特に頬や顎がたるんでくると、鏡を見るのがイヤになってきますよね。頬や顎がたるむ主な原因は、大きく分けて三つあります。
頬や顎がたるむ原因①筋力の低下
加齢にともない腕や脚の筋肉が衰えるように、顔の筋肉も衰えていきます。顔の筋肉は「表情筋」といって、骨についている身体の筋肉とは異なり、皮膚に直接くっついているため、これが衰えると皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなってしまい、頬がたるんでしまうのです。
口を大きく開けて行う「表情筋エクササイズ」がたるみの予防になるというのは、こういうわけなんですね。
頬や顎がたるむ原因②皮下脂肪の肥大化
皮下脂肪は、適切な体温を保つために、また外部刺激から身を守るために必要な、皮膚のすぐ下にある脂肪細胞の集まりです。
年齢を重ねることによる代謝機能の衰えによってこれが増えると、重力の影響で下に落ちていき、たるみの原因となります。
頬や顎がたるむ原因③肌の弾力の低下
肌の弾力の低下は、真皮内で肌のハリを支えているコラーゲンやエラスチンの質が劣化することにより起こります。また、コラーゲンを作る繊維芽細胞(せんいがさいぼう)という細胞が弱ると、破壊されたコラーゲンを修復するのにも時間がかかるようになってしまいます。
コラーゲンが減少すると、肌の保湿効果が低下し、潤いを保つことができなくなります。肌は常に内部の水分を蒸散させているため、コラーゲンの保水機能が正常に働かなくなると、水分はどんどん蒸発し、肌表面の抵抗力が低下して、新陳代謝が乱れ、お肌のハリはますます失われてしまいます。
コラーゲンが劣化してしまう要因には、加齢はもちろん、生活習慣や外部刺激なども大きく関わっています。
- 紫外線
- 紫外線は、浴び過ぎると真皮のコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。また、紫外線を浴びることで発生する「活性酸素」は、本来は刺激物から体を守るための物質ですが、増え過ぎると細胞を酸化させてしまいます。これにより、線維芽細胞がダメージを受けて、破壊されたコラーゲンを修復するのに時間を要するようになってしまいます。
- ストレス
- 私達の身体は、強いストレスを受けるとストレスホルモンが分泌され、血管を収縮させたり、免疫機能の低下、基底細胞増殖力の低下などが起こり、肌のターンオーバーが崩れて、肌のバリア機能までも低下してしまいます。これにより、皮膚のコラーゲン分解酵素が増え、真皮のコラーゲンやエラスチンが減少してしまうのです。
- 喫煙
- 煙草を吸うとニコチンが血管を収縮させ、酸素や栄養物が皮膚に運ばれにくくなり、皮膚の働きを衰えさせます。また、煙草は一服で20~100mgの体内のビタミンCが失われます。ビタミンCには、コラーゲン生成を促進したり、メラニンの生成を抑える働きがあるため、コラーゲン減少によるたるみに加え、シミまでできやすくなってしまいます。
- 睡眠不足
- 睡眠中は皮膚細胞を構成するたんぱく質の合成が盛んになり、細胞に栄養を与え肌ダメージを修復する「成長ホルモン」が分泌されます。睡眠が不足すると新陳代謝がスムーズに進まず、コラーゲンの質が低下してしまいます。
- 栄養不足
- コラーゲン生成に必要な「たんぱく質」や、新陳代謝を促進する「ビタミン」「ミネラル」などが不足すると、肌の新陳代謝が滞り、コラーゲンの質を維持できなくなってしまいます。
頬のたるみに効果の高い美顔器の選び方
たるんでしまった顔の皮膚を引き締める、またはたるんでしまう前に予防するために美顔器を使ってみたいときには、筋力アップをサポートしたり、血液やリンパの流れを活性化し、老廃物の排出を促すことができる美顔器を選びましょう。
マッサージに適しているローラータイプの他、電磁波や超音波で皮膚の下の筋肉に直接働きかけるものもあります。
美顔器の機能別に、たるみ改善効果とその仕組みについてまとめました。
たるみに効果的な美顔器①美顔ローラー
マッサージ効果が高く、顔の筋肉を直接揉みほぐすことができるため、使った直後にお肌が引き締まったのを実感できるのが嬉しいのですが、持続性に乏しいのが難点です。本当にたるみを改善したいなら根気よく長く使い続けること。するとしだいに血行やリンパの流れが改善されて新陳代謝が活性化し、お肌に弾力が戻ってきます。
美顔ローラーのおすすめランキングはこちらたるみに効果的な美顔器②EMS美顔器
EMSは電気信号で顔の筋肉を直接刺激することで、筋力アップをサポートしたり、血液やリンパの流れを活性化し、老廃物の排出を促します。ピリピリとした刺激を感じる場合もありますが、表情筋を鍛え、フェイスラインを引き締める効果が期待できるため、頬のたるみだけでなく、二重あごの解消や小顔対策にも最適です。
EMS美顔器のおすすめランキングはこちらたるみに効果的な美顔器③RF美顔器
EMS同様、電気信号で皮膚や筋肉に刺激を与えるRF美顔器ですが、その違いは「周波数」にあります。低周波のEMSに対し、高周波であるRFは、皮膚のより深いところに作用するため、ピリピリとした刺激を感じるEMSに比べると、じんわりと温かいのが特徴的です。
筋肉への直接的な刺激はもちろん、肌を内側から温めることで血行を促進し、肌に良い栄養を隅々まで行き渡らせ、肌本来の持つ保湿力を取り戻す効果も期待できます。
RF美顔器のおすすめランキングはこちらたるみに効果的な美顔器④超音波美顔器
超音波の振動を与えることで、高いマッサージ効果が得られます。顔の筋肉をほぐし、表情筋をケアすることに加え、皮膚や皮下脂肪にも刺激を与え、美容成分の浸透を促すことができるため、乾燥肌対策にも効果的と言えます。
超音波美顔器のおすすめランキングはこちらたるみを予防する生活習慣
美顔器によるケアだけでなく、日常生活における少しの心がけで、頬のたるみを予防することができます。先にご紹介した「たるみの原因」にあわせて、これを予防する生活習慣について解説いたします。
表情筋を鍛える
表情豊かにたくさん笑う、口角を上げて話すなど、日常生活で少し意識して顔を動かしてみるだけで、表情筋のトレーニングになります。また、表情筋を使ったエクササイズなど、普段使わない筋肉を使った運動を取り入れることで、表情筋を鍛えることもできます。ただし、表情筋を使ったエクササイズは、目元や口元の「表情ジワ」といわれる小ジワを増やしてしまう可能性もありますので、やり過ぎは禁物です。
食事を見直す
お肌や脂肪を支える良い筋肉を作るためには、良質なたんぱく質が必要となります。豆腐や鶏肉など、良質で低カロリーなたんぱく質を摂取するように心がけましょう。
また、コラーゲンを多く含む食品としては、牛すじや鶏皮が有名です。コラーゲンを含む食材はよく煮込んで摂取すると効果が高いそうです。そして卵の白身と殻の間の薄い膜にもコラーゲンを増やす効果があると言われます。卵を食べるときには気をつけて薄皮も摂るようにしましょう。
そのほかの栄養素でたるみを改善してくれるのは、お肌の保湿効果が高くハリアップにも良いとされる納豆、血流を改善してくれるポリフェノールを含む明日葉、代謝改善に効果のあるシトルリン(アミノ酸)が多く含まれるキュウリ、そして玉ねぎはポリフェノールが豊富で血流改善効果があり、高酸化機能が高いので美容には欠かせません。
夜は栄養素の吸収が高くなりますので、たるみを解消する食べ物を夕食のメニューに盛り込むとより効果的です。
ただし、皮下脂肪が増えてしまうとたるみの原因になりますので、腹八分目の食事を心がけ、就寝2時間前までには夕食を済ませるようにしましょう。
蒸しタオルを取り入れる
美容液の前に、蒸しタオルを使い、顔をじんわりと温めることで、よりお肌の深部まで美容成分が行き渡るようになります。また、クレンジングの前に蒸しタオルをあてると、毛穴が開き、汚れが落ちやすくなります。
蒸しタオルは、手軽に取り入れられて、血行の促進や代謝改善にも繋がる優れものなので、ぜひやってみてくださいね。